体験で探す
川内川流域を楽しむための4つの体験をご紹介します。
お知らせ
川内川流域は熊本県を源流に宮崎県えびの市、鹿児島県湧水町、伊佐市、さつま町、薩摩川内市を流れており、そこにはそれぞれの地域の魅力を彩る事業者の皆さんがいらっしゃいます。『かわるひと〜川内川流域で豊かに暮らす人に会うメディア〜 』はそんな皆さんにフォーカスを当て、川内川流域の魅力を県内外の方に感じてもらうきっかけにしたい。そんな企画になります。
第4回目は薩摩川内市の『高江未来学校』代表の東峯生さんにお話を伺いました。
峯生さん:薩摩川内市出身で30歳の時にUターンし、2020に高江未来学校をオープンしました。きっかけは、2013年から運営するバドミントンクラブチームRKRの活動拠点を探していたときに、薩摩川内市の閉校利活用の制度を知ったことです。RKRは、最初は娘1人のチームでしたが現在では約30名の仲間がいます。高江未来学校は、バドミントンの練習場の他にも宿泊施設や食堂などのテナントが入った複合施設で、選手だけでなく地域の皆さんにもご利用いただいています。
峯生さん:RKRでは感謝の気持ちを大切に活動しています。支えてくれる親や周りの方々への感謝を忘れずに励んでほしいからです。また、バドミントンの練習は一つ上の先輩が後輩へと教えます。それは、ある恩師に「自分が教わったことを誰かに教えないと意味がない」と言われたことがきっかけで、今でも大切にしている言葉です。「伝えること」に趣を置きながら選手たちが熱中できる環境づくりを目指しています。目標は、全国大会で優勝する選手を輩出することです。また、教え子がいつかUターンしてきた時にバドミントンを続けられる環境づくりや実業団をつくりたいです。
峯生さん:川内川での思い出は、幼少期に釣りをしたり泳いだりしたことです。毎日のようにがらっぱ堂へ行き、釣具屋さんでお店の人と情報交換するのが日課でした。大人になってからは、高江未来学校から車で約2分の場所にある長崎堤防の「袈裟姫(けさひめ)伝説」や眼鏡橋(江之口橋)の由来など歴史についても知るようになりました。昔から変わらない風景ですが、お気に入りは夜の中越パルプ工場と川内川の風景です。よくバス釣りに出かけていたことを思い出します。
峯生さん:薩摩川内市はどこに行ってもゆっくりできて居心地が良いまちだと思います。青春時代によく通った原食堂の唐揚げがとにかく大好物でした。高江未来学校の食堂にも唐揚げがありますが、もう一度食べたいです。実は、高江未来学校でしか味わえないようなメニューもあります。常連のお客さんにその日の食材で調理した料理を提供することもあります。食堂の調理スタッフと地域の方々の信頼関係づくりができているのだなと思います。高江未来学校の運営やRKRの活動を通して「伝えること」に趣を置いて、今後も活動していけたらと思います。
【お店情報】
店名:高江未来学校
住所:鹿児島県薩摩川内市高江町654-1
URL:https://www.takae-future-school.com/