三市二町の自然豊かな特色をご紹介
川内川流域は、上流域から、えびの市のクルソン峡、湧水町の阿波渓谷、伊佐市の東洋のナイアガラと呼ばれる曽木の滝、さつま町の轟の瀬、薩摩川内市の長崎堤防がある広大な河口など、背後のまちの自然・歴史・文化を反映した地域毎に特色あるすばらしい河川景観を有しています。
川内川の下流部に位置
薩摩半島の北西部に位置し、南は県都鹿児島市といちき串木野市、北は阿久根市に隣接する本土区域と、上甑島、中甑島、下甑島で構成される甑島区域で構成されています。 東シナ海に面した変化に富む白砂青松の海岸線、市街部を悠々と流れる一級河川「川内川」、藺牟田池をはじめとするみどり豊かな山々や湖、地形の変化の美しい甑島、各地の温泉など、多種多様な自然環境を有しています。
ホタルと竹のふるさと
さつま町の中心部を貫流している「川内川」は流域では毎年5月中旬から6月初めにかけて、町内各地のスポットで無数のホタルが乱舞しており、神子地区(奥薩摩のホタルを守る会)と二渡地区(二渡がらっぱボタルの会)の2カ所で川舟に乗りながらホタルを観賞できる「ホタル舟」が運航されています。
又、日本一早く出荷される「早掘りたけのこ」や「黒毛和牛たけのこ丼」、宮之城伝統工芸センターでの年間を通した「竹細工教室」など「竹」を活かしたまちづくりにも力を入れています。
県内でも屈指の米どころ
伊佐市は、鹿児島県・宮崎県・熊本県の県境に位置する、県本土最北の市です。また、周囲を九州山地に囲まれた盆地を形成しており、平地の中央部を川内川とその支流が流れ、これらの水系を中心として広大な水田がひらけています。
自然豊かな湧き水の町
湧水町は、霧島連山の西麓に位置し、町の中央部を九州第二の河川「川内川」が貫流しており、霧島錦江湾国立公園に属する「栗野岳」、日本名水百選「丸池湧水」や豊富な湧水量を誇る「竹中湧水」、疏水百選「筒羽野の疏水」、日本棚田百選「幸田の棚田」など美しい自然に囲まれております。また、島津義弘公が居城した「松尾城」跡を有するなど薩摩藩島津家に関連した史跡も多く、素晴らしい歴史文化遺産に恵まれた豊かなまちです。
霧島山のめぐみ豊か
えびの市は西諸県(にしもろかた)盆地に位置し、クルソン峡や京町(きょうまち)温泉等の豊かな観光資源や史跡、神社・仏閣等の歴史的資源にも恵まれています。